住宅に使用する素材

雨風から住宅を守る外装材

外壁・屋根などの外装は、火災や雨風から住宅を守る大事な要素です。住宅の外壁素材には不燃性が求められ、「加熱しても一定時間燃えない」「有害な損傷・ガスが発生しない」などの基準が定められています。この基準に当てはまる外壁材として、コンクリートやレンガ、金属板などが挙げられます。また、耐久性が高く長持ちするモルタルや漆喰、石材なども用いられます。屋根の素材には、雨風などの衝撃に強く耐久性が優先される他、住宅の外観を整えるデザイン性も求められます。代表的な素材としては、耐用年数に優れた粘土やセメント、銅板、デザイン性に優れた天然石やアスファルトシングルが挙げられます。その他、コスト重視のトタンやガルバリウム鋼板といった素材もあります。

生活空間をつくりだす内装材

内壁・天井・床といった住宅内部の面積を取る部分には、木材や漆喰、紙などの素材が使われます。使用される素材は部位によって異なり、例えば内壁・天井には仕上げとして壁紙や漆喰、珪藻土などが使われる他、ウォールナットなどの木材や磁器製のタイルが用いられることもあります。床にはフローリングとしてヒノキやスギ、クリなどの木材が使われることが多いです。また、外壁と内壁の間には、内装の下地として断熱材が敷き詰められており、これにも様々な素材が使われています。住宅の断熱材には柔軟性の高い木材や、防火性・吸湿性に優れた石膏・石灰などを原料とした板材が用いられています。他にも、遮熱性の高いアルミ製のシートや、耐久・防音のためにガラス繊維を使うこともあります。